ここではインプラントの手技について紹介します。
インプラントと一口にいっても、使用される金属やインプラントの形状、手術の方法などによってわけられ、世界中では100種類以上が存在するといわれています。
その中でも最も主流なものがオッセオ・インテグレーション・インプラントで、現在日本でおこなわれている治療のほとんどはこのタイプです。
なお、このタイプは骨と結合し拒絶反応のないチタンを歯根部分に使用するのですが、チタンにもいくつかの種類がありその性質が異なります。
古くから使用されているのが純チタンやチタン合金で、骨との結合性が高いのが特徴です。
次に最近よく使用されているのが、チタンに酸エッチングやブラスト処理といった表面処理を施したもので、従来のものよりも早期の骨結合を可能としました。
そして、ハイドロキシアパタイト。
これも、早期結合が可能なのですが、感染症に弱いという弱点が存在します
インプラントの形状は複数存在します。
主なものを挙げると、まずはブレードタイプ。
これはT字型をした薄い板状のインプラントで、骨幅の狭い部分でも使用することができます。
また、天然の歯の歯根部分と結合させることで、より天然に近い食感を得ることができるという利点があります。
次にスクリュータイプ。
これは現在主流となっているタイプで、ネジのような形をしています。
ブレードタイプに比べ力を均一に伝えることができるため、より強く物を噛むことが可能です。
そしてバスケットタイプ。
これはスクリュータイプとほぼ同じ形ですが、途中にいくつかの空洞部分があるのが特徴です。
この空洞部分に骨が侵食することで、高い結合力を可能としました。
インプラントの手術は一回法と二回法に大別できます。
それらの違いは手術の回数で、二回法は二度の手術が必要となるのに比べ、一回法は文字どおり一回の手術のみで済ますことが可能です。
一見すると一回法のほうが効率的ですが、医師の説明を良く聞き自分にあった方法を選択しましょう。
また、抜けた歯の本数や場所によっても治療法は異なり、それに伴い治療費なども大きく変動してしまう可能性があるので注意が必要です。
より満足した結果を得るためには、使用するインプラントの種類や手術の方法など、治療前のカウンセリングをしっかりとおこなうことが大切といえるでしょう。